一般住宅では逃げていく熱の過半は窓からです。断熱性能を上げる為に、窓の性能を検討することは非常に重要です。長寿命型(長期優良)住宅で通常使われているのは、内側は樹脂、外側はアルミ製の複合サッシ。枠回りは若干結露し、性能も十分ではありません。
【サンワビルドの基本グレード】
樹脂サッシ(YKKapAPW330)を採用。内外部がオール樹脂、枠回りの不快な結露も発生しません。
【サンワビルドのアップグレード】
樹脂トリプルサッシ(YKKapAPW430)を採用。三重ガラスで世界トップクラスの断熱性能があり、窓の性能としては申し分ありませんが他の部分とのバランスが大事です。
木造住宅の場合、壁の中が柱の厚みの分だけ空洞になっており、そこに断熱材を充填することが一般的でかつ合理的です。充填する断熱材としては従来の住宅ではグラスウール100m/m(熱抵抗値2.0㎡・k/w、熱伝導率0.05w/mk、密度10kg/㎥)となります。断熱性能は基本的に厚みに比例しますので厚ければ厚いほど性能が高くなります。北欧などではさらに外部に100m/m〜を施し、近年日本でも同様の高断熱住宅が現れております。
【サンワビルドの基本グレード】
高性能グラスウール100m/m(熱抵抗値2.6㎡・k/w、熱伝導率0.038w/mk、密度16kg/㎥) またはロックウール100m/m(熱抵抗値2.6㎡・k/w、熱伝導率0.038w/mk、密度30〜50kg/㎥)を使用。
【サンワビルドのアップグレード】
断熱材は種類が大変多く選択に迷いますので、施主様と十分相談しながら選択したいと思います。例えば、セルロースファイバー、ウールブレス等。